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歯並びが急に変わることってあるの?原因や対処法を詳しく紹介

歯並び 急に変わる

子どもの頃は歯並びがきれいだった方でも、大人になって歯並びが悪化して口元の印象が急に変わることがあります。

歯並びが悪くなると口元を他人に見せることがコンプレックスになったり、虫歯や歯周病になりやすくなったりなど心と体にさまざまな影響を及ぼす可能性があるため、気づいたら早めに対処しなければいけません。

この記事では、歯並びが急に変わる原因や対処法について紹介します。最近急に歯並びが気になってきたという方は、ぜひご覧ください。

目次

歯並びが急に変わることってあるの?

歯並び 急に変わる

ふと鏡を見たときなどに歯並びが突然悪くなったと感じた経験はありませんか?

歯並びが変化するのは子どもだけというイメージがあるかもしれませんが、実は大人になって年齢を重ねたからこそ子どもとは違う理由で歯並びが変わることがあります。

通常、自然と歯並びが変わるには何年かかかるため、自分でも気づかないことがほとんどです。しかし場合によっては短期間のうちに歯並びが変わる可能性もあり、突然歯並びが変わったように感じることもあるでしょう。

また、数年かけて歯並びが変化したケースでも前歯が捻れたり前方に出てきたり隙間ができたりなど、前歯に変化が生じた場合は自分でもその変化に気づくことがあります。

歯並びが変わる原因とは?

歯並び 急に変わる

歯並びの変化は些細なことで起こる可能性があります。

大人になったら歯並びが変わることはないと思っていても徐々に崩れていって気づいたときには大掛かりな治療が必要になってしまうケースも少なくありません。

まずは歯並びが変わる原因を知っておきましょう。

親知らず

永久歯がすべて生え揃ってから出てくる親知らず。

日本人は顎が小さいことから斜めや横から生えてくることも多く、親知らずに奥歯が押されて徐々に歯並びが悪くなることがあります。

また、親知らずは虫歯のリスクが高まったり痛みや腫れが生じたりなど口腔内に悪影響を与える可能性があるため、抜歯の処置をすることも多い歯です。

親知らずを抜くと顎にスペースがあいてしまい、他の歯が自然と動いてしまうことも少なくありません。

それによって歯が正しい位置ではない場所に移動してしまうと歯並びが悪くなってしまう可能性があります。

歯ぎしり

歯ぎしりは歯並びを悪くする原因のひとつです。

原因は激しい運動や過度の集中などさまざまですが、ストレスや飲酒と関係があるといわれているため大人は特に注意しなければいけません。

歯ぎしりによって歯にかかる負担は非常に大きく、特に本人が無自覚で行う睡眠時の歯ぎしりは50〜100kgもの力がかかるといわれています。

歯列矯正で歯並びを整えるときにかける力は大きくても300gほどです。

つまり、歯を動かすために必要な力の300倍ほどの大きな力が歯ぎしりによってかかることになります。

日常的に強い歯ぎしりをしている場合は、歯の向きが変わったり歯が移動したりすることで歯並びが悪くなってしまっても不思議はないといえるでしょう。

加齢

年齢を重ねるとさまざまな原因で歯並びが変わってくることがあります。

特に年齢を重ねるごとに歯と歯の隙間があいてきた、歯茎が下がったように感じる、歯が伸びた気がする、咬み合わせが悪くなったなどの場合は歯並びが変化する可能性があるため注意が必要です。

加齢によって歯並びが悪くなる原因のひとつに口まわりの筋肉の衰えがあります。

口まわりや顎の筋肉はよく咬んだり会話したりなど口を動かすことで鍛えられますが、硬いものを食べることや人と会話することが減ってしまうと徐々に筋肉が衰えてしまうのです。

すると口唇閉鎖力(口を閉じる力)やスポット(舌の正しい位置)に舌を置く力が低下するため、出っ歯開咬(前歯がしっかり閉じられない状態)など歯並びが悪くなる可能性があります。

歯周病

歯周病も歯並びが急に悪くなったと感じる原因のひとつです。

歯周病とは歯や歯茎の間に繁殖した細菌が歯周組織に感染して歯のまわりに炎症が起こる病気です。発生すると歯茎の中に埋まっている歯槽骨という骨が溶けて痩せてしまうことがあります。

歯槽骨が痩せてしまうと歯をしっかりと支えられず、歯が動いて傾くようになってきます。さらに健康な歯へかかるバランスも崩れてしまい、その結果すきっ歯になったり出っ歯になったりなど歯並びが悪くなってしまうのです。

虫歯治療の放置

歯科医院で虫歯の治療を受けていたものの、途中で放置してしまった場合も歯並びが悪くなる可能性があります。

治療中の歯やそれと隣り合っている歯、咬み合っている歯は動きやすく、短期間で歯並びを変化させてしまう可能性があるため注意が必要です。

例えば虫歯で歯の咬む面を削った状態で放置した場合、これまで咬み合っていた歯が咬み合わなくなってしまいます。

さらに削っていない方の歯が本来あるべき場所から突出したり移動したりしてしまうため、時間が経てば経つほど歯並びが悪化する可能性が高まってしまうのです。

虫歯などで抜歯した部分を治療せずにそのまま長期間放置した場合も、同じように咬み合う歯が挺出して徐々に歯並びが悪くなる可能性があります。

被せものや詰めもの

虫歯の治療で被せものや詰めものをしたときに高さがきちんと合っていない、しばらく経っても歯と歯の間の窮屈な感じが取れないなど、不具合があるにもかかわらずそのまま放置してしまうと歯並びが悪くなってしまう可能性があります。

被せものや詰めものは高さが0.1mm変わるだけでも咬み合わせが悪くなります。

高さが合っていないことで普段とは違う部分の筋肉に力が入って不自然な咬み方になったりうまく咬めなくなったりするため、咬み合わせや歯並びが悪くなってしまうのです。

生活習慣

以下のような生活習慣は歯並びが急に悪くなる大きな原因になることがあります。

  • 口呼吸
  • 舌を咬んだり舌で歯を押したりなどの舌癖
  • 食いしばり
  • 悪い姿勢
  • よく咬まずに食べる
  • 爪を咬む癖
  • 頰づえ

生活習慣によって歯並びが悪くなるのは子どもだけではありません。歯や顎の成長が終わった大人でも悪い習慣に注意しなければ徐々に咬み合わせや歯並びが悪くなる可能性があります。

歯並びが急に変わったらどうすればいい?対処法は?

歯並び 急に変わる

以前と歯並びが変わったと感じるケースは意外と多いですが、ほとんどの患者さんは気になっていながらもそのまま放置してしまいます。

歯並びが悪くなってしまうと、虫歯や歯周病になりやすくなるだけでなく、頭痛や肩こりに悩まされたり顔貌が変わってしまったりする可能性もあるため、早めに適切な対処をすることが大切です。

ここでは歯並びの変化に気づいたときの対処法を紹介します。

生活習慣を改善する

上記でも紹介したように悪い生活習慣は歯並びが悪くなる原因になるだけでなく、改善しなければどんどん悪化してしまいます。

また、悪い生活習慣を改善しないまま矯正治療を受けても、せっかく整えた歯並びがまた元に戻ってしまう可能性もあるため気づいたらすぐに対処しましょう。

ストレスをためない、しっかり咬んで食べるお肉や野菜をバランスよく摂るような食生活を心がけることも大切です。

虫歯や歯周病などの治療を受ける

虫歯や歯周病は歯並びに大きな影響を与えます。特に歯周病は進行すると歯槽骨にダメージを与えて(歯周病)歯がズレる原因になるため、早めに治療を受けることをおすすめします。

虫歯の治療を途中でやめてしまった場合や被せものや詰めものが合っていない場合も歯科医院できちんと治療を受けましょう。

また、歯ぎしりがひどい場合はナイトガードと呼ばれるマウスピースを用いたスプリント療法や筋肉の緊張を緩和させる薬を服用する薬物療法、ボトックス、インビザラインというマウスピース型の器具を用いた矯正治療を受けるのもおすすめです。

親知らずによって歯並びが悪くなっている場合も、早めに抜歯をするなど適切な治療を受けましょう。

歯列矯正をする

悪くなった歯並びを根本的に改善するには早めに矯正治療を受けることが重要です。

治療方法は症例によって異なるため、どの方法が適しているか矯正治療を専門に行っている歯科医院へ相談してみましょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは透明のマウスピース型の矯正装置を装着して、段階に応じて交換しながら徐々に歯並びを整えていく歯列矯正の方法です。

見た目に矯正治療をしていることがバレにくく、食事や歯磨きも普段通り行えるなどメリットが多いため近年人気があります。

また、金属を使用しないことから金属アレルギーの患者様でも歯列矯正が行えるのも大きなメリットだと言えます。ホワイトニングも同時にできるため、歯並びだけでなく口元全体の美しさを求める場合におすすめです。

当院のマウスピース矯正

表側矯正(ワイヤー矯正)

表側矯正とはブラケットという矯正装置とワイヤーを歯の表面に装着して歯並びを整えるもっともポピュラーな歯列矯正の方法です。

幅広い症例に対応が可能で仕上がりの満足度も高いことから矯正装置が見えることを了承できるのであれば非常におすすめの方法だといえます。

歯の表側に矯正装置をつけることで舌の動きを邪魔しないため、違和感を覚えにくく発音にも影響しにくいのも特徴です。

当院の表側矯正

裏側矯正(ワイヤー矯正)

裏側矯正とは表側矯正と同じワイヤー矯正を歯の裏側に装着する歯列矯正の方法です。

口の中を覗き込まなければ矯正装置が見えないため、矯正装置が見えることに抵抗がある患者さんや接客業に就いている患者さんに向いています。

また、唾液がたまりやすい歯の裏側に矯正装置をつけることで、虫歯になりにくいというメリットもあります。

当院の裏側矯正

まとめ

子どものころは歯並びに問題がなかった場合も、大人になって急に悪くなることがあります。

原因は人それぞれ異なりますが、些細なことでも歯並びを変化させてしまう可能性があるため、歯並びが突然悪くなったと感じたときは早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

『青山表参道矯正歯科クリニック』では、矯正治療を専門とする歯科医が患者様一人ひとりのE-line、骨格に合わせた機能的で美しい歯並びになるよう最適な治療をご提供いたします。

患者様が心の底から笑顔になれるよう責任を持って担当させていただきますので、歯並びが急に気になり出した方は、ぜひ一度『青山表参道矯正歯科クリニック』までご連絡ください。

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