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歯並びによって肩こりが起こる理由は?その他の症状や改善方法を紹介

歯並び 肩こり

肩こりは、現代人にとって非常に身近な症状です。パソコンやスマートフォンなどを頻繁に使うために起こることも多いですが、実は歯並びが肩こりの原因になっている場合もあります。

肩を回してみたり整体やマッサージに行ったり温めてみたりと、セルフケアを行っても一向に改善されない患者様は、歯並びが原因の可能性も考えてみましょう。

この記事では、歯並びによって肩こりが起こる理由や肩こり以外の症状、改善方法などについて紹介します。

なかなか改善しない肩こりにお悩みの患者様、歯並びの悪さが気になっている患者様は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

歯並びによって肩こりが起こる理由

歯並び 肩こり

肩こりが起こる原因には、猫背や前屈みなどの姿勢の悪さ、首や背中が緊張する姿勢での作業、運動不足、冷え、ストレスなどさまざまなものがあり、人によって異なります。

歯並びの悪さも肩こりが起こる原因のひとつですが、両者が関係していることは実はあまり知られていません。

ここでは、歯並びによって肩こりが起こる理由を紹介します。

歯並びの悪さによる咬み合わせのズレが原因

歯並びの悪さによって肩こりが起こるのは、咬み合わせのズレが原因です。

通常、歯は上下左右が対照に咬み合うようになっていますが、歯並びが悪いと本来の正しい位置で咬むことができません。

咬んだときに圧力が歯列全体に均等にかからず、強い力がかかるところとそうでないところが生まれてしまうため、身体にさまざまな悪影響が及んでしまいます。

顎骨と肩の位置が近いことも関係している

顎骨と肩の位置が近いことも、肩こりを引き起こす原因のひとつです。

咬み合わせが悪いと口を開けたり閉じたりする際に顎骨に負担がかかり、顎周りの血行が悪くなります。

最初は顎周りの筋肉だけかもしれませんが、その緊張は徐々に全身へと広がっていきます。

特に顎骨との位置が近い肩は影響を受けやすく、他の部位よりも不調が出やすいといえるでしょう。

歯並びや咬み合わせの悪さが引き起こす肩こり以外の症状

歯並び 肩こり

歯並びや咬み合わせの悪さが口元以外に引き起こす症状は、肩こりだけではありません。

長年悩まされているつらい症状が、実は歯並びや咬み合わせの悪さによって起こっている可能性もあります。

身体の不調でお悩みの患者様は、自身の症状と照らし合わせてみてください。

偏頭痛

日常生活に支障をきたす恐れもある偏頭痛も、歯並びや咬み合わせの悪さが原因で起こる症状のひとつです。

歯並びや咬み合わせが悪いと、食べ物を咀嚼する際、顎骨に大きな負担がかかります。

それが続くと顎周辺の筋肉が常に緊張し、近い位置にある頭の血流にも悪影響を及ぼして偏頭痛の原因となることがあります。

もちろん、すべての偏頭痛が歯並びや咬み合わせの悪さによって起こるわけではありませんが、矯正治療を受けて頭痛が治るケースがあるのも事実です。

腰痛

一見、関係なさそうな腰痛も、歯並びが原因で起こっている可能性があります。

歯並びによって咬み合わせが悪くなると、姿勢が悪くなって猫背になり、腰痛を引き起こす原因になります。

人間の身体は、背骨の上に重たい頭が乗っている状態です。歯並びによって咬み合わせが悪いだけでも、簡単に身体全体のバランスが崩れてしまいます。

崩れたバランスを取るために首の筋肉には過度の力がかかり、猫背になることで腰痛が引き起こされます。

顎関節症

歯並びの悪さは、顎関節にまで影響して顎関節症を引き起こす場合もあります。

顎関節症とは、口を開けようとすると顎関節や顎を動かす筋肉が痛んだり、十分に口を開けられなくなったりする病気です。口を開け閉めする際に、顎関節から音がすることもあります。

2人に1人は一生のうちに経験するといわれているほどポピュラーな病気で、受診せずそのまま放置する患者様も多いですが、頭痛や肩こりにつながることもあるため、顎関節に違和感のある患者様は注意が必要です。

顔の歪み

歯並びによる咬み合わせのズレは、咬み方の癖を生んでしまうこともあります。

特に片側だけで咬む癖がついている場合は、口周りの筋肉の使われ方も偏ってしまい、顔の歪みにつながる可能性もあります。

例えば、顎の先端(オトガイ点)が咀嚼側に偏ったり口唇ラインや鼻唇溝が咀嚼側に向かって傾いたり、咀嚼側の目が細くなり目尻も下がったりなど、咀嚼している側全体が縮んだような顔貌になり、歪んで見える可能性があるでしょう。

消化不良

歯並びによって咬み合わせが悪いと、消化不良を引き起こす恐れがあります。

歯は咀嚼によって食べ物を細かく砕き、消化しやすくする役割を担っていますが、歯並びが悪いと上下の歯がうまく咬み合わず、食べ物をうまくすり潰せません。

特に奥歯の咬み合わせが悪い場合は、食べ物を大きな塊のまま飲み込むことになるため、胃に負担がかかって消化不良を引き起こしてしまいます。

また、きちんとすり潰されなかった食べ物からは栄養素が吸収されにくく、結果的に栄養不足を招くこともあるため注意しましょう。

歯並びの悪さによる肩こりを改善する方法

歯並び 肩こり

何をしても治らない肩こりは、歯並びや咬み合わせを整えることで改善できる可能性があります。

ここでは、歯並びの悪さによる肩こりを改善する方法を紹介します。

生活習慣を改善する

咬み合わせの悪化を予防するには、歯や顎骨に偏った力を加えないことが大切です。

食事の際は圧力が偏らないよう、左右の歯をバランスよく使って咀嚼することを心がけましょう。

また、睡眠中の歯ぎしりやうつ伏せ寝、無意識に行っている食いしばり、頬杖などの癖も顎骨に大きな負担がかかって肩こりを促進する可能性があるため注意が必要です。

ストレスをためないよう心がける

ストレスは全身の筋肉を緊張させ、自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れると交感神経の働きが強くなり、それが続くと血流が悪化して肩こりを促進する原因になります。

ストレスは睡眠中や無意識の歯ぎしり、食いしばりを誘発し、肩こりや睡眠障害の原因になるだけでなく、さらに歯並びを悪化させる可能性もあるため、日頃からストレスをためないよう心がけることが大切です。

普段、パソコンやスマートフォンをよく見る患者様は、友人の顔を見ながら食事を楽しんだり自然の中に出かけたりなどして過ごすとよいでしょう。

矯正治療で歯並びを改善する

矯正治療というと歯並びの見た目をよくするものだと思われがちですが、顎骨や咬み合わせのバランスが整うことで口元以外にも全身によい影響を与え、肩こりが改善する可能性があります。

矯正治療の方法には、主にマウスピース型矯正装置(インビザライン)と表側矯正、裏側矯正の3種類があり、患者様の歯並びやライフスタイルなどに合わせて適切なものを選択します。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、患者様一人ひとりの歯並びに合わせた透明のマウスピースを装着し、段階的に交換することで徐々に歯並びを整えていく矯正治療の方法です。

マウスピースは非常に薄いプラスチックでできています。見た目に目立ちにくく、矯正治療中であることが周囲の人に気づかれにくいのが大きなメリットだといえるでしょう。

また、食事や歯磨きの際にはマウスピースを取り外すこともできます。食事を制限されることもなく歯磨きもしやすいため、ストレス少なく矯正治療をしたい患者様におすすめです。

ただし、マウスピースを装着する時間を守らなければならない点に注意が必要です。自分で取り外しができる分、自己管理が必要となるため、自信のない患者様は別の矯正治療を検討するとよいでしょう。

当クリニックのマウスピース型矯正装置(インビザライン)

表側矯正

表側矯正とは、歯の表面にブラケットという装置を取り付けてそこにワイヤーを通し、少しずつ歯を動かしていく矯正治療の方法です。

もっともポピュラーな方法であるため、一般的に矯正治療というと、この表側矯正を思い浮かべる患者様が多いのではないでしょうか。

表側矯正のメリットは、適応症例が多い点です。

咬み合わせの改善も可能ですが、表側矯正は銀色の矯正装置がギラギラと口元で目立ってしまうことから、できれば避けたいと思う患者様もいらっしゃいます。

近年では、目立ちにくい透明や白色のブラケットとワイヤーも登場しているため、見た目が気になる患者様は歯科クリニックで相談してみることをおすすめします。

当クリニックの表側矯正

裏側矯正

裏側矯正とは、表側矯正でも使用するブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着して歯並びを整える矯正治療の方法です。

歯の表側からは矯正装置が見えにくいため、矯正治療をしていることを周囲の人に知られたくない患者様、審美性を気にする患者様から人気があります。

ただし、一般的に他の矯正治療よりも費用が高額になることが多く、舌に口内炎ができやすくなったり滑舌が悪くなったりする点に注意しましょう。

当クリニックの裏側矯正

矯正治療中の肩こりについて

歯並びによる咬み合わせの悪さで起こる肩こりは、矯正治療を受けることで改善できる可能性がありますが、矯正装置を装着してすぐに改善するわけではありません。

矯正治療中は歯が動く際に痛みを感じる患者様が多く、痛みによって歯を食いしばるために口周りの筋肉が緊張してしまい、一時的に肩こりがひどくなることがあります。

まとめ

歯並びの悪さは、咬み合わせの不具合を引き起こして顎骨付近の筋肉を緊張させ、口周りだけでなく、肩こりや頭痛、腰痛など全身にも悪影響を与える可能性があります。

特に肩と顎の位置は近く影響を受けやすいため、何をしても治らない肩こりにお悩みの患者様は、一度矯正治療を専門に行う歯科クリニックへ相談してみることをおすすめします。

『青山表参道矯正歯科クリニック』では、矯正歯科を専門とする2人の矯正歯科医が、『矯正歯科医である私たちがされて嬉しい治療』をモットーに患者様一人ひとりに適した矯正治療を行っています。

歯並びを整えることで、肩こりやその他の身体の不調が軽減する可能性もあるため、まずはお気軽に『青山表参道矯正歯科クリニック』までご相談ください。
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