表参道駅から徒歩45秒、表参道の矯正歯科専門医院・青山表参道矯正歯科クリニック

Brava(ブラーバ)矯正とは?メリット・デメリットや従来の矯正治療との違いについて解説

ブラーバ矯正

『Brava(ブラーバ)矯正』は、最近日本に入ってきた新しい裏側矯正の矯正装置です。

裏側矯正というと、歯の表側から見ても矯正治療を受けていることがほとんど分からないことで人気ですが、Brava(ブラーバ)矯正では矯正治療のデメリットがさらに軽減されています。

では、Brava(ブラーバ)矯正とはどのような矯正装置なのでしょうか。

この記事では、Brava(ブラーバ)矯正独自のメリットとデメリット、その他の矯正装置との違いを紹介します。

矯正治療を検討している患者様、特に目立たない矯正装置をお探しの患者様はぜひ最後までご覧ください。

目次

新しい裏側矯正Brava(ブラーバ)矯正とは?

ブラーバ矯正

出典元:ブラーバ矯正

『Brava(ブラーバ)矯正(Brava by BRIUS)』は、アメリカのブリアス社が開発した裏側矯正に使用する矯正装置です。

2020年からアメリカ、タイ、シンガポールなどで提供が開始され、2023年に日本にも上陸しました。

一般的に裏側矯正には治療期間が長くなるケースが多い、歯が磨きにくいなどのデメリットがあるとされていますが、Brava(ブラーバ)矯正はこれらのデメリットを解消したこれまでにない矯正装置だといわれています。

Brava(ブラーバ)矯正独自のメリット

ブラーバ矯正

出典元:ブラーバ矯正

通常の裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を装着することで表側から目立たず、周囲の人に矯正治療を受けていることが分かりにくいのがメリットです。

また、口の中を怪我する心配が少ないため、柔道、ラグビー、および顔にボールが当たる可能性のあるスポーツをする患者様も矯正治療に挑戦しやすいことが特徴です。

Brava(ブラーバ)矯正は従来の裏側矯正の持つメリットはそのままに、独自の特徴・メリットを持っています。

ここでは、Brava(ブラーバ)矯正独自のメリットについて紹介します。

歯列を連結しない

Brava(ブラーバ)矯正は『インディペンデント・ムーバー・テクノロジー』という独自の技術で歯を動かしています。

ワイヤーで歯列を連結したりマウスピースで歯列を覆ったりすることもなく、独立した矯正装置を歯の1本1本に装着して同時に歯を動かしていきます。

従来のワイヤー矯正では不可能だったフロスでのデンタルケアも可能です。矯正装置をつけていても口腔内のケアがしやすいのは、大きなメリットだといえるでしょう。

歯にかかる負担を軽減できる

Brava(ブラーバ)矯正は形状記憶金属で作られているため、歯や歯根への負担も少なくて済むのもメリットです。

従来の矯正治療では、定期検診での調整やマウスピースの交換などによって歯に強い力がかかることがありましたが、Brava(ブラーバ)矯正は安定した力が継続してかかるようになっています。

頻繁な調整が必要ない

Brava(ブラーバ)矯正では、あらかじめそれぞれの歯にかかる力や角度などをAIが計算し、カスタムアームにインプットします。

矯正治療が完了するまでの歯の動きを治療開始前にプログラムしているため、頻繁に歯科クリニックで調整を行う必要もなく、通院回数を減らすことが可能です。

通常は6〜8週間ごとに通院し、口腔内のクリーニングや矯正装置のチェックを行います。

幅広い症例に対応できる

Brava(ブラーバ)矯正は、以下のような幅広い不正咬合に対応できます。

Brava(ブラーバ)矯正は、歯を1本1本動かして歯並びを整えていくのが特徴です。

独自のブラケットには歯の傾斜や位置を調整するテクノロジーが採用されているため、歯を大きく動かす症例にも対応できます。

治療期間が比較的短い

Brava(ブラーバ)矯正は治療期間が比較的短いのが特徴です。

症例にもよりますが、一般的な表側矯正は1〜3年程度、裏側矯正は1年半〜3年程度、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1〜3年程治療にかかります。

しかしBrava(ブラーバ)矯正は最短で9ヶ月〜1年半程度で治療が完了するため、できるだけ早く矯正治療を終えたい患者様にも向いているといえるでしょう。

Brava(ブラーバ)矯正のデメリット

ブラーバ矯正

多くのメリットがあるBrava(ブラーバ)矯正ですが、デメリットや注意点もあることを忘れてはいけません。

ここではBrava(ブラーバ)矯正のデメリットを紹介します。

日本国内で提供している歯科クリニックが少ない

2024年現在、Brava(ブラーバ)矯正は日本国内では主にDDデンタルクリニックグループを含む一部の歯科クリニックで提供されています。

Brava(ブラーバ)矯正を検討している患者様も、お住まいの地域によっては治療を受けるために遠方の歯科クリニックへ通院しなければいけないことを考慮しましょう。

矯正装置による違和感を覚えることがある

Brava(ブラーバ)矯正に限らず、矯正装置を装着してしばらくの間は口腔内に違和感を覚えることがあります。

通常であれば、この違和感は時間の経過とともに軽減されていきますが、患者様によっては数ヶ月経っても口腔内に矯正装置があることに慣れず、日常生活に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。

発音が不明瞭になることがある

Brava(ブラーバ)矯正を含む裏側矯正では、歯の裏側に矯正装置を装着するため、舌の動きが制限されて発音が不明瞭になることがあります。

特に『サ行』、『タ行』および『ラ行』などの発音が難しくなります。

目立たない矯正装置を求めてBrava(ブラーバ)矯正を検討している患者様もいらっしゃるかもしれませんが、人前に立って喋る機会が多い場合や人とのコミュニケーションが重要な仕事をしている場合は慎重に検討しましょう。

金属アレルギーの患者様は治療が受けられない

Brava(ブラーバ)矯正の矯正装置は、チタン合金でできています。

チタン合金は金属アレルギーになりにくい金属として知られていますが、患者様によっては金属アレルギーの症状が出ることもあるため、使用されている素材についてよく調べたうえで治療を受けるかどうか検討することをおすすめします。

抜歯が必要な症例には向いていない

Brava(ブラーバ)矯正は幅広い症例に対応できる矯正装置ですが、抜歯が必要な症例には向いていない点に注意が必要です。

一般的に、矯正治療では歯並びによって抜歯が必要になるケースもありますが、抜歯ありの矯正治療の場合は抜歯した前と後ろの歯の動きが予測通りにいかないこともあります。

調整をほとんどすることのないBrava(ブラーバ)矯正は、予測できない歯の動きに対応できない可能性があるため、抜歯が必要な症例には向いていないといえるでしょう。

他の矯正装置との違い

ブラーバ矯正

Brava(ブラーバ)矯正を含め、矯正治療にはさまざまな方法があるため、どれを選んだらよいのか分からない患者様もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、Brava(ブラーバ)矯正と他の矯正装置との違いについて紹介します。ぜひ矯正治療を検討する際の参考になさってください。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

『マウスピース型矯正装置(インビザライン)』とは、形の異なる透明のマウスピースを交換しながら徐々に歯並びを整えていく矯正装置です。

Brava(ブラーバ)矯正と同様、目立たない矯正装置として近年人気があります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とBrava(ブラーバ)矯正の大きな違いは、使用している素材です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)はプラスチック、Brava(ブラーバ)矯正はチタン合金を使用しているため、金属アレルギーの有無によって選択するのもよいでしょう。

当クリニックのマウスピース型矯正装置(インビザライン)

表側矯正

『表側矯正』とは、ブラケットという矯正装置を歯の表面に装着してそこに通したワイヤーの牽引力によって歯を徐々に動かしていく矯正治療の方法です。

もっとも歴史のある矯正装置ですが、歯の表側から矯正装置が見えてしまうというデメリットがあります。

Brava(ブラーバ)矯正であれば歯の裏側に矯正装置を装着するため、周囲の人に矯正治療を受けていることがバレることも少ないといえます。

ただし、表側矯正は抜歯ありの矯正治療や他の矯正装置では不可能だとされるような難症例にも対応可能です。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に適した矯正装置はどちらなのかしっかりと考えたうえで矯正治療を受けるようにしましょう。

当クリニックの表側矯正

裏側矯正

『裏側矯正』は、表側矯正で使用するブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着して、歯並びを徐々に整えていく矯正治療の方法です。

Brava(ブラーバ)矯正も裏側矯正の矯正装置の一種です。従来の裏側矯正のデメリットを軽減した矯正治療が可能ですが、取り扱っている歯科クリニックが少ないため、通院しやすさで選ぶのもひとつの選び方だといえるでしょう。

当クリニックの裏側矯正

まとめ

Brava(ブラーバ)矯正は、『インディペンデント・ムーバー・テクノロジー』という独自の技術で歯を動かす裏側矯正の一種です。

矯正装置が目立たないことはもちろん、歯列を連結しないことでフロスが使用できる、あらかじめそれぞれの歯にかかる力や角度などをAIが計算してカスタムアームにインプットすることで調整がほとんど必要ないなど多くのメリットがあります。

しかしその一方で国内ではまだ一部の歯科クリニックでしか治療が受けられなかったり、金属アレルギーの患者様は治療が受けられなかったりなどのデメリットがあるのも事実です。

どの矯正治療にもメリットがあればデメリットもあるため、正しい情報をきちんと理解したうえで自分に合った矯正治療の方法を選ぶようにしましょう。

『青山表参道矯正歯科クリニック』は、矯正歯科治療が好きな2人の歯科医師が立ち上げた矯正歯科専門クリニックです。

表側矯正、裏側矯正、マウスピース型矯正装置(インビザライン)、部分矯正および矯正中の抜歯などの幅広い矯正治療を取り扱い、患者様一人ひとりに適した矯正治療をご提案いたします。

目立たない矯正治療が受けたい、自分に合った方法で歯並びを整えたい患者様は、『青山表参道矯正歯科クリニック』までお気軽にご相談ください。

▶無料カウンセリングの予約はコチラ

#Braba #ブラーバ矯正 #歯列矯正

戻る
目次